モデルの平均年齢は69歳、全員一般人、ランウェイを歩くための倍率はおよそ4倍。「ミラクルエイジファションショー」と呼ばれるシニアがモデルとなるファッションショーが、今注目を集めています。
このショーを主催しているのは、特定非営利活動法人 美・JAPON代表の小林栄子さん。日本文化の“伝統と創造”をテーマに、着物文化をはじめとした日本の美しさを世界へ発信する活動を行っています。
現役のファッションデザイナーである小林さんは、とある自治体から「高齢者を元気づけたい」という相談を受け、1999年に初めて一般の人が主役になれるファッションショーを開催。それを機に、数名のスタッフと数十名のモデルたちともに、年々規模を拡大しながらショーを開催し続けてきました。
ショーのモデルとなるのは、専業主婦や定年退職した男性など、ごく普通のシニアたち。彼らを指導するレッスンは全10回に及びます。厳しい指導に挫折する人もいますが、「参加者全員がだんだんと変わっていくんです」と、小林さんは語ります。レッスンを通じて生まれるエピソードは十人十色。ショーで見られるのは華やかな瞬間のみですが、その背景には参加者それぞれの努力の物語が隠れているのです。
「外見だけではなくて、内面から人は変われるんです」。そう強く語る小林さんが、ミラクルエイジファッションショーに込めた思いとは?

特定非営利活動法人 美・JAPON
http://bejapon.com/